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心電図とは?(新連載シリーズ②)

 さて、前回は心臓の構造でしたが、いよいよ電気のはなしです。

 前回申し上げたように、心臓は電気で動いています。ですから、「心電図」という言葉があったり、ペースメーカーも電気刺激をだしていますから、時々電池を取り換えるわけです。

 さて、電気で心臓の筋肉が動くのは、心臓の筋肉の細胞のカタマリである心筋動くからに他なりません。ということは、先ず細胞がどのように電気が流れるかを知る必要があります。

 心筋は刺激が無い状態では、細胞の内側が-に、外側が+に荷電しています。
KIMG1847

 静止状態では、心筋細胞内にはK+がおおく、細胞外はNa+が多いのです。

 ところが、刺激が加わるとNa+が細胞内に多く入り、細胞内は+に荷電します。これを脱分極といいます。
KIMG1848

 すると、その次はNa+に引き続き、Ca2+が細胞内に入り始めます。細胞内の家電は穏やかに+から-に移行し始めます。図の右の赤い線がこれを示しています。
KIMG1849

 そして、K+が細胞外に流失し、再び細胞内は-になります。これを再分極といいます。図の右の電荷の変化のグラフは、なんか心電図っぽくなってきましたよね?
KIMG1850

 さて、この電気の流れをいろんな方向から見たのが心電図なのです(以下、ブログつづく)。

(吉野敏明 筆)


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