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心電図とは③?

 さて、連載の第三回、心電図とはです。

 おさらいですが、心電図とは心臓の電気的な活動の様子を見ているもので、最終的にはグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てるものです。

 心臓のみの筋電図とも言えます。

 そのために、第二回では心筋の細胞の電気の流れ方を説明しました。

 今回は、どのような電気の流れで心臓が動いているかを説明します。

 心臓は胸のやや左側に位置しています。そして、心臓の先端部を下にし、やや横に傾いた状態で存在しています。
心電図
 
 心臓内の電気は、図の上部右心房に位置する『洞結節』というところから、心臓のほぼ中央に存在する『房室結節』というところを経由し、心室の下部心尖部方向に向かって流れます。このため、電気軸としては『左斜め下方向』にながれる形となります(図の黄色の線)。

 このとき、刺激が誘導に向かって進むとき、電流計は(正を記録して)上方へのゆれを記録します。この進行方向は+(陽性波)といい、 逆側は-(陰性波)といいます。

 さらに、この向きと同じ方向に-電極と+電極を順に取りつけると、心電図波形は上向きとなりますし、-電極と+電極を逆にすると、心電図波形は下向きになります(この項続く)
2心電図

(吉野敏明 筆)


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