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世界最新鋭、カプセル型内視鏡による腸の検査②

 前回のブログでカプセル型内視鏡について述べましたが、今回はその続編です。
カプセル型内視鏡

 小腸は長らく「暗黒大陸」と呼ばれていました。内視鏡などでは直接とどかないため、小腸疾患の診断・治療は消化器疾患の中でも最も後れをとっていたのです。そのため、小腸の病変診断は小腸造影検査やCTなどのX線診断に頼らざるを得ませんでした。

 ところが、近年開発された小腸カプセルの登場によって小腸診断が激変したのです。

 通常のお薬よりやや大きい2㎝大のカプセル型内視鏡を患者さんに飲みこんでもらい、全長6~7mと長い小腸の粘膜を観察でき、その結果、今まで原因不明とされていた消化管出血や腹痛の診断が、患者さんへの負担なく簡便に行えるようになりました。

 原因不明の消化管出血や、原因不明の腹痛、下痢などで小腸疾患が疑われる場合に適応となります。

 腸が狭くてカプセルが詰まることなどが危惧されますが、現在のカプセルは、体内で崩壊して影響を与えないダミーカプセルを用い、30時間後までに肛門から排泄されることを確認してから応用します。


 万一、狭窄部にカプセルが停滞した場合においても100時間~200時間以内にカプセルは自然崩壊するようになっているので安全です。

 誠敬会クリニックでは、消化器専門の小島常信医師がおります。原因不明の下痢などでお悩みの方は、お気軽にお尋ねください。


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