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がんの緩和ケアとは?

 治療できるがんに対しては、いわゆる3大療法である手術・放射線治療・化学療法(抗がん剤)、また免疫療法などの補完代替療法などが時として組み合わされて行われます。しかし、これらの治療が既に困難であったり、その治療を望まない患者さんにたいしては、こころとからだの苦痛に対する専門のケアを提供することを緩和ケアといい、その専門の病棟を緩和ケア病棟といいます。

【入院・一般病棟でのケース】
 一般病棟でがんの治療を続けながら、同時に緩和ケアを受けることができます。この場合は、厚生労働省から認可を受けた院内の緩和ケアチームが、これまで治療をおこなっていた主治医と共に治療にあたります。緩和ケアチームの診療・援助には「緩和ケア診療加算」が加算され、この加算を含めた医療費には医療保険が適用されます。(「緩和ケア診療加算」は、緩和ケアチームによる診療・援助が開始された時点から中止もしくは退院まで、1日400点(4,000円)※(3割負担の方:1,200円/日、1割負担の方:400円/日)が加算されます。)

【緩和ケア病棟の場合】
 厚生労働省から「緩和ケア病棟」として承認を受けた病棟に入院して緩和ケアを受ける場合、医療費は定額制(治療内容に関わらず1日の医療費が一定額に決められている)となっています。入院30日以内の場合、医療費は1日4,926点※(49,260円)ですが、医療保険が適用されますので、3割負担の方は14,778円/日、1割負担の方は4,926円/日となります。病院の体制等により上記に加算がつく場合もあります。その他に食事療養費や室料差額などの医療保険適用外の費用がかかります。

一般病棟、緩和ケア病棟のいずれも入院治療にかかる医療費(医療保険適用の費用)は、高額療養費制度の対象となりますので、一定額を超えた費用は返金されます。

 誠敬会クリニックでは、往診や訪問看護も行っています。緩和ケア病棟などに入院するまで、とくに当クリニックで免疫療法などをおこなっている患者さまにたいしては、柔軟に対応させて頂きますので、是非理事長までご相談の連絡をください(メール、電話ともに可)。

※神奈川県の緩和ケア病棟の一覧(神奈川県HPより)
神奈川県HP緩和ケア病棟より
緩和ケア病棟神奈川県

(吉野敏明 筆)


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