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スマホはペースメーカーに悪影響があるのでしょうか?

 かつて、医療機器と携帯電話の関係が問題になったことがあります。病院や診療所で、携帯電話の使用が医療機器に影響を与えるといって、医師や看護師が緊急連絡用としても所持していることも禁止されていました。

 しかし、携帯電話業界などでつくる「電波環境協議会」は平成26年6月30日に、病院などの医療機関で野、携帯電話の使用について新しい指針案をまとめました。従来の、携帯電話の電磁波が医療機器に影響を与える恐れがあるとして、医療機関内では電源を切るよう求められていましたが、新案では病室での使用を認めるなど、一部の制限を緩めました。

 この新しい指針案は、携帯やスマートフォンの電磁波が弱まっていることもあり、患者や医療機関を訪れた人向けに使える場所と使えない場所を分け、電磁波の影響が心配な機器から携帯を離す目安は「1メートル程度」としたのです。

 ところで、携帯電話以上に電力をつかう(つまり電磁波も多い可能性がある)スマホは心臓ペースメーカーに影響を及ぼすのでしょうか?

 ある研究グループによると、ペースメーカーはスマートフォンが発する電磁波干渉(EMI)を心臓信号と「誤認」し、作動を停止してしまうことがあるそうです。この停止時間はわずかですが、ペースメーカーをいれている患者さんの失神を引き起こしうる可能性があり、またスマートフォンの干渉を異常な心拍リズムと解釈して、患者に電気ショックを与えてしまう可能性もあることが分かりました。

 米国食品医薬品局(FDA)はすでに、携帯電話を埋め込み型医療機器から12~18 cm離して使用することを推奨していますが、この指針はスマートフォンが世に出る前の古い研究に基づくものだといいます。

 新しい研究では、300人以上の患者を対象に、サムソン、ノキア、HTC製の3種のスマートフォンを、心臓機器を埋め込んだ部位の皮膚に直接当て、無線通信テスターを用いて発信、着信、通話、切断による影響を調べた。各患者の心電図を絶えず記録し、問題の徴候がないかを監視し、3,400回を超える試験の結果、スマートフォンの干渉による影響がみられた患者はたった1人のみでした。

 いずれにせよ、ペースメーカーを装着している人の前では、極端に近くでスマホを使用したり、装着している人も離して使用する方が現時点ではいいのでしょう。

| 19:03 | 未分類 | コメント(0)
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